鹿児島県統一模試・宮崎県統一模試・小学生学力コンクール【鹿児島県教育振興会】

令和の米騒動

九州南部は早々と梅雨に入り,じめじめした日々が続いておりますが,最近よく目にするのが「令和の米騒動」です。お米の値段が今までにないほど高騰しています。自分もお米は毎日食べるので,米の値段が非常に気になっております。

 

一方,政府が値段の引き下げに奔走していますが,値段を下げたら下げたで,米農家の人々が困ることになり,一筋縄ではいかない問題だと思っています。

 

「令和の米騒動」ということばは,社会の歴史分野で出てくる「米騒動」からきております。米騒動とは,大正7年(1918年)に政府がシベリア出兵の方針を固めたことを発表すると,米商人が,あとで大量の米が高く売れると予想して米を買い占めたために,米が不足して値上がりし,全国的に起きた民衆の騒動です。

 

この時代は大戦景気の影響で物価高であったことも背景にあり,状況は大正時代の米騒動のときと少し似てるように感じました。

 

社会科の学習内容は,このように現代とつながっている部分もあるので(特に公民分野),現在起こっている出来事と結びつけて学ぶことができたら,社会科に興味を持てるようになると思います。

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