お墓参り
皆さんゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか。
今年は休日の入り方がやや独特でしたから、前半と後半に分かれての休日だった、という方も多いかもしれませんね。
良い休日を過ごされたことと思います^ ^
今年、我が家は長男が中学3年生になります。それで関西にある私の実家には帰省せず、霧島の妻の実家に一泊二日で帰省し、義父のお墓参りに行くことにしました。
お墓の掃除をしてお花を供え、お線香に火を灯して順番にお参り。ところが長男がなかなか顔を上げません。えらく真剣な表情でお参りをしています。心配になりかけたところでやっと顔を上げ、お参りが終わりました。
「えらく長いお参りだったけど、どうしたの?」と私が尋ねると、返ってきた彼の返答は「一年後、いい報告ができるように頑張るからねってじいちゃんと話してたんだ」と。
典型的薩摩隼人である義父が一番可愛がったのは初孫である長男でした。義父の生前、鹿児島弁丸出しのアクセントで長男の名前を呼び、2人であれやこれやと話しながら楽しそうに遊んでいた姿を今でも鮮明に覚えています。義父が亡くなったのは長男が小5のときでしたから、義父は長男の中学生になった姿も、今年受験を迎える姿も直接見てはいないのですが、きっと心は近くにいて、長男と心でたくさん会話したのだろうと思います。顔を上げた長男はすっきりした表情で、どこかに義父の面影を感じさせました。
一年後の受験の結果もさることながら、この一年にどれだけの熱量を受験に注ぎ込めるか。受験生としての一年には色々な意味があると思います。一年後、長男がどの学校の制服を着ているかは分かりませんが、胸を張ってお参りができるようにしっかりとサポートしていきたいと思います。