まずやってみよう
いよいよ夏休み。暑いですが、楽しい行事が多く待ちかまえる楽しい時期でもあります。家の子どもたちも「あれをしよう」「これもしたい」…と計画の立案に余念がありません。どれどれ、と覗き込むとそこには旅行のことや友達と遊ぶ予定や、、楽しい遊びのことばかり。「おい、勉強のことはよ(怒)」という会話はきっと私の家だけの話ではない、、はず。多分。。
一年前、夏の思い出になるだろう、と長男と次男だけで遠方の私の実家に帰省させたことがあります。そのとき、長男・次男ともに盛んに「怖い」と言っていました。祖父母の所に行くのに「怖い」もあるまい、と思ったのですが、話を聞くと「新幹線に乗るのが怖い」「大きい街を歩くのが怖い」「電車の乗り換えが怖い」、、と様々な不安が「怖い」になっていることがわかりました。普段と違う非日常は全て不安材料になるのですね。
行きの新幹線に乗ったときの2人の写真を見ると、顔に「不安」と書いてありました。ところが、帰りの新幹線で撮った写真は一皮むけた、非常にすっきりした表情で写っていたのです。帰ってきた二人は盛んに「楽しかった、また行きたい!」と連呼し、行く前の「怖い」はどこかへ消え去ったようでした。
受験もそうですが、初めてのことには誰でも不安になります。そこで勇気を振り絞ってまずやってみる、それがきっと大きな動きに繋がるのだと思います。
今年、次男宛に実家の両親から夏の帰省の招待状が届きました。長男は受験生なので、今回の帰省は次男1人になりそうです。昨年とは違う「怖い」がありますが、一年前勇気を出してやってみた経験が、今年彼がまた一歩踏み出すきっかけにきっと繋がると思います。
今年の夏、何か新しいことを「まずやって」みませんか?